ホーム
組織紹介
保有技術
機器利用
共同研究
技術相談
 
 
 
 
 
 
 

プラズマチューブアレイを用いたフレキシブルで大面積・高効率な紫外光源の開発

背景


欧州のWEEE&RoHS指令(水銀1000ppm以下)など、環境有害物質に対する規制は益々厳しくなり、紫外光源として水銀ランプを製造する企業に対しては、水銀使用量を削減することが求められている。本研究では、真空紫外光の効率的な発生と紫外光を効率的に取り出すプラズマチューブアレイ(PTA)技術、蛍光体材料の技術を融合させて、フレキシブルで大面積・高効率な水銀フリー紫外光源の開発を行った。

成果


PTAでは、PDP(プラズマディスプレイパネル)と同様にキセノンガス放電による共鳴線と分子線(波長147nm、172nm)を励起光源とするため、これらの励起波長に対応する蛍光体の母体材料ならびに添加元素による吸収帯の形成を検討した。その結果、希土類イオンGd3+の4f-4f電子遷移による単一波長311nmのナローバンド発光を高効率に示す紫外蛍光体粉末を創製した。ディスプレイでは、PTAチューブに放電・発光電力を供給する電極フィルムを表示側と背面側の両側に配置していたものを背面側に配置することにより、発生した紫外光の電極側への照射を減少し、電極フィルムの劣化の抑制が可能となった。電極構造ならびにパルス電圧の印加パターンの最適化を行い、紫外線強度1mW/cm2以上の出力を得ることができた。チューブ500本アレイの大面積・局面型ナローバンドUVB治療器を試作し、Green Device 2010展示会に出展した。

2011ishihara プラズマチューブアレイ

研究者からのコメント


現在、高輝度な紫外蛍光体粉末の開発に取り組むとともに、さらなる高出力化に向けた研究開発を行っています。

プラズマチューブアレイを用いたフレキシブルで大面積・高効率な紫外光源の開発
応用分野紫外面光源、UVB皮膚治療
研究体制H21-H22地域イノベーション創出研究開発事業(一般型)(㈱ユメックス、篠田プラズマ㈱、大電㈱、神戸大学)
担当部所材料技術部、技術企画部
担当者石原嗣生、泉 宏和
特許取得・成果発表Green Device 2010展示会に出展
TEL078-731-4033
キーワードプラズマチューブアレイ、フレキシブル、水銀フリー紫外光源