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超低被ばくデジタルX線撮像装置の製品化研究

背景


兵庫県立工業技術センターでは、マルチイオンチェンバー方式のX線検出器を持つ超低被ばくデジタルX線撮影装置(LDX:Low Dose X-ray image)を保有しており、主に大型工業製品の非破壊検査に活用しております。本研究では、保有のLDXにX線CT撮影(2次元断層画像、3次元画像化)を可能とする技術改良や検出器の高性能化を検証することで、X線撮影装置の高度化を図りました。これより、工業用途以外にも、交通事故・災害時の緊急医療診断用X線撮影装置への応用も期待できます。


2011hirayama 超低被爆デジタルX・・1

成果


①LDXによるX線CT画像の撮像(2次元断層画像、3次元画像化)を実現
LDXシステム専用の回転台テーブルおよび回転台テーブルを用いて撮像したX線透視画像からCT画像へ再構成するソフトウェアを開発することで、LDXによるX線CT撮像ができるようになりました。図2に、本システムを用いて撮像した上半身人体模型の2次元断層画像と3次元画像を示します。

2011hirayama 超低被爆デジタルX・・2
②X線検出器の高性能化
ガス増幅作用を持つガス放射線検出器の使用を検討し、個々のX線を信号パルスとして観測することに成功しました。今後、現行のイオンチェンバー方式よりも更なる高感度化と低被ばく化が期待できるようになります。

研究者からのコメント


保有するLDX装置の高性能化を実現しました。今後、大型製品の非破壊検査など工業用用途としての活用を進めていき、県内企業の技術支援を行っていきたいと思います。また、高性能なX線検出器の開発を進め、医療用途にも応用していきたいと思います。

超低被ばくデジタルX線撮像装置の製品化研究
   ~大型工業製品の非破壊検査等への応用を目指す~
応用分野緊急医療診断用及び工業用X線撮影装置
研究体制H21-H22 JST地域ニーズ即応型(㈱神戸工業試験場、神戸大学)
担当部所ものづくり開発部
担当者平山明宏
特許取得・成果発表
TEL078-731-4033
キーワードX線透視装置、低被ばく、CT画像