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吊り下げ電極による曲がり穴放電加工法の開発

背景


内部で屈曲・屈折するような曲がり穴は、ドリルによる切削加工や棒電極による放電加工では加工できません。しかし、曲がり穴加工技術は、理想の液体・気体の流路形状として必要とされています。そこで、本研究では、球形状の電極を細導線で吊り下げた「吊り下げ電極」を独自に考案し、ワークを回転制御することで曲がり穴を加工する技術を開発しました。

成果


一般に、吊り下げ電極のような固定されていない電極を放電加工に用いることはありません。直径8mmの銅球を直径0.25mmの銅線で吊り下げた電極を用いて直線穴の加工を行ったところ、炭素鋼に対して約0.2g/minの速度で加工できることが分かりました。ワークを繰り返し回転させることで、図に示すような複数回屈折する曲がり穴を加工することできます。
吊り下げ電極による曲がり穴放電加工法の開発01 吊り下げ電極による曲がり穴放電加工法の開発02

研究者からのコメント


本技術は、汎用の放電加工機を用いて曲がり穴を加工できます。これまで加工不可能とされていた曲がり穴加工を試みませんか?
吊り下げ電極による曲がり穴放電加工法の開発
 ~理想の液体・気体の流路形状づくりに汎用の放電加工機で挑戦~
応用分野空水流路、金型、ノズル、特殊形状加工
研究体制兵庫県立工業技術センター 平成21年度技術改善研究(県単独研究)
担当部所機械金属工業技術支援センター
担当者山口 篤
特許取得・成果発表兵庫県立工業技術センター研究報告書,19(2010),p38.
TEL078-731-4033
キーワード放電加工、曲がり穴、流路 / 生産・加工・機械技術