研究/活用事例
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チタン合金の簡便な表面硬化処理技術の開発
本研究では、β型チタン合金の簡便で低コストな表面硬化処理技術を開発することを目的に、ショットピーニング(SP)処理と短時間の時効処理を組み合わせた表面時効硬化を検討しました。SP処理により表面近傍に加工歪を導入し、その後の短時間加熱でα相を析出させることで表面硬さが向上することを確認しました。特に、より大きなショットや長時間のSP処理を行うことで、時効処理による硬化効果が顕著になりました。この方法により、大型設備を必要とせず簡便にチタン合金の表面硬化が可能であることが示され、航空宇宙や医療分野での実用化に有望な技術となります。(AIによる要約)
金属組織写真
開発年度 | R6 |
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事業、研究名 | 経常研究 |
公開情報 | 研究報告書、KAKEN | お問合せ先 |
青木俊憲 |
研究報告書第34号、β型チタン合金、ショットピーニング(SP)、表面時効硬化、α相析出、微細組織制御、チタン表面硬化、低コスト表面処理、耐摩耗性向上、短時間加熱処理、航空・医療用材料