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本革とフェイクレザーを見分けるための判別法に関する検討

 本研究は、本革とフェイクレザー(人造皮革)を簡便かつ迅速に見分ける方法を検討した。蛍光X線(XRF)分析を導入し、クロム(Cr)含有の有無を調べることでクロム鞣し革を非破壊で判別可能であることを確認した。表面観察や断面観察と組み合わせることで判別精度が向上し、本革製品の約80%を占めるクロム鞣し革についての非破壊判定が可能となった。ただし、人造皮革の一部や表面仕上げによってはCr検出のみでは判別困難な場合があり、必要に応じて断面観察による破壊検査も必要である。(AIによる要約)


本革・人造皮革、判別フローチャート

開発年度 R6
事業、研究名 経常研究
公開情報 研究報告書
お問合せ先
山岸憲史

研究報告書第34号、本革、フェイクレザー、人造皮革、非破壊検査、XRF分析、クロム鞣し、判別法、表面観察