研究/活用事例
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兵庫県内の繊維産地における無縫製ニットの可能性調査
本研究では、環境負荷低減が課題となる繊維産業、とりわけ播州織産地において、全自動無縫製横編機の活用可能性を検討しました。研修により当センターの技術習熟を進め、手袋や靴下などの試作が可能となり、産地支援の体制を整えました。調査の結果、残糸を活かした試作や機器利用へのニーズが高く、既に試作依頼や研修希望に対応しています。また、ニット帽やベスト等の製品試作を行い、展示や学会発表を通じて環境配慮型の取り組みを発信しました。今後は確立した試作支援システムを活かし、播州織産地における無縫製ニットの普及と試作開発を推進していきます。(AIによる要約)
学会にて展示したアップサイクル糸100%の試作手袋
開発年度 | R6 |
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事業、研究名 | 重点領域研究開発事業 |
公開情報 | 研究報告書 | お問合せ先 |
岩崎希祐、東山幸央、吉田和利、新田恭平 |
研究報告書第34号、無縫製ニット、全自動横編機、アップサイクル糸、繊維産業の環境負荷低減、試作支援システム、播州織、加古川靴下産地、地場産業支援、サステナブルファッション、残糸活用