研究/活用事例
研究/活用事例一覧へ戻る
光温度計測に向けたカーボンナノチューブのフィルム化に関する研究
本研究では、高空間分解能の光温度計測を可能にする積層型カーボンナノチューブ(CNT)フィルムの開発を行いました。基板フィルムには耐熱性と光透過性に優れるポリイミドフィルムを、接着層には柔軟で微粘着性のシリコーンを選定しました。CNT粉末を分散・精製した後、吸引ろ過法で薄膜化し、基板上に積層しました。さらにホットプレートで接着剤を硬化させ、ハンドリング性の良い積層フィルムの試作に成功しました。今後は光学特性評価と温度計測実証を通じて開発を進めていきます。(AIによる要約)
積層型フィルムのコンセプト
開発年度 | R6 |
---|---|
事業、研究名 | 経常研究 |
公開情報 | 研究報告書 | お問合せ先 |
青田駿 |
研究報告書第34号、カーボンナノチューブ(CNT)、光温度計測、薄膜化技術、積層フィルム、ナノ材料分散・精製、高分解能温度センサー、耐熱ポリイミドフィルム、シリコーン接着層、実用的温度計測フィルム、電子機器向け温度モニタリング