研究/活用事例
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全自動無縫製横編試作支援システムの着心地向上に向けた研究
この研究では、無縫製横編機を用いたニット製品の洗濯耐久性向上を目指しました。私はまず消費者アンケートを実施し、無縫製ニットに対する評価を調べたところ、洗濯による伸び縮みが大きな不満点であることを確認しました。そこで、試作ベストを作成して洗濯試験を行い、さらに耐久性を高めるためにカバーリング糸を用いた首補強付き試作品を作製しました。その結果、首補強を行った試作品は基準内の寸法変化に収まり、洗濯耐久性が向上することを確認できました。今後は風合いを損なわない条件を検討し、より完成度の高い試作品を開発していきたいと考えています。(AIによる要約)
試作した首補強あり試作品およびカバーリング糸
開発年度 | R6 |
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事業、研究名 | 経常研究 |
公開情報 | 研究報告書 | お問合せ先 |
岩崎希祐 |
研究報告書第34号、無縫製横編機、洗濯耐久性評価、カバーリング糸、寸法変化率、繊維製品試験法(JIS L 1930)、、無縫製ニットの品質改善、洗濯による型崩れ対策、着心地向上技術、ニット製品の長寿命化、繊維製品の機能性向上