研究/活用事例
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SDGs素材を用いた播州織生地の試織に関する研究
本研究では、環境負荷低減が喫緊の課題である繊維産業において、播州織産地での取り組みを支援するため、SDGs繊維素材の適用を研究しました。パイナップル葉繊維の紡績糸や、廃棄衣料の再生糸といったSDGs素材について、糸特性評価と製織試験を実施しました 。
糸特性評価の結果、パイナップル葉繊維の糸は、従来の綿糸と比較して太さムラが大きく毛羽が長いものの、製織工程での大きなトラブルは発生しないことを確認しました 。
試織生地の風合い評価も行い、紳士・婦人スーツ地など具体的な用途提案につながる特性値も算出しました 。これにより、県内産地が環境意識の高まりに対応し、SDGs対応商品を開発するための基礎データを提供します 。(AIによる要約)
製織試験(再生糸)
開発年度 | R5 |
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事業、研究名 | 技術改善研究 |
公開情報 | 研究報告書 | お問合せ先 |
東山幸央、藤田浩行、中野恵之、新田恭平、佐伯靖 |
研究報告書第33号、SDGs繊維素材、播州織、パイナップル葉繊維、廃棄衣料再生糸、糸特性評価、製織試験、風合い評価、環境負荷低減、アップサイクル、リサイクル繊維