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中量生産用金型に適した鋳造用Zn合金の開発

研究の背景

 鋳造用亜鉛合金は強度、耐久性が低いためにもっぱら少量生産量金型に用いられています。鋳造用亜鉛合金の強度を改善し、中量生産用金型として利用が可能な亜鉛合金の開発し、自動車部品用成形金型として実用化を行いました。


組織制御した微細、均質な組織

研究成果と製品化事例

 組織の微細化、均質化を行い、強度、鋳造性を改善。鋳造性を確保し従来の鋳造合金に比較して約30%の高強度化を行いました。精密鋳造法により得られた亜鉛合金を用いて自動車部品用金型の実用化を試みました。鋳造に当たり、凝固シミュレーションによる鋳造工程の最適化を行い、実用金型を生産しました。


金型への実用化事例(株式会社ヤマニシ提供)

開発年度
事業、研究名
お問合せ先 無機材料部
柏井 茂雄、平井 章夫