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写真織による製品開発

研究の背景

 写真織の技術の原点は、18世紀中頃のヨーロッパにあり、熟練した職人が長い時間をかけて原画から紋紙へ、紋紙から織機へと織り上げていく技術です。これらの複雑な工程も、コンピュータ技術の進歩や電子ジャカードの開発、あるいは、デジタル画像処理技術の普及により、容易に取り込める技術を開発しました。そこで、播州織の先染織物技術と写真織技術を融合させることで、商品化の道を開きました。

研究成果と製品化事例

 パソコンによる写真織用の処理技術を確立し、一定の織組織の付与により織物としての安定化が可能となりました。子の他に、リバース写真機、写真機を地紋に用いた先染織物を開発しました。写真織技術による先染織物は商品化され流通しています。


写真織を使用した鞄

開発年度
事業、研究名
お問合せ先 繊維工業指導所
古谷 稔、藤田 浩行、小柴 和彦、中野 恵之
産業デザインセンター
真鍋 元保、後藤 泰徳