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樹脂3Dプリンタによるバッティングマシン開発事例

 どこでも手軽に実戦的なバッティング練習ができるスポンジボール用バッティングマシンを開発しました。バッティングマシンの開発においては、ボールを打ち出すアームの構造や、自動でボールを供給するためのリンク機構の調整が重要となります。そのため、設計・試作が迅速・効率良く行える3Dプリンタを活用しました。各部の形状確認と動作確認を行うために、設計→3Dプリンタによる試作→機能試験を繰り返し行いました。3Dプリンタにより、迅速に試作が行え、約15ヶ月で製品化を行うことができました。


スポンジボール用バッティングマシン

スポンジボール用バッティングマシンの開発

 野球のバッティング練習を行うためには、多くの設備と人員が必要です。しかし、スポンジボールを使えば、防球ネットも不要となりどこでも手軽に練習する事が可能となります。スポンジボールはプロ野球でも練習に使われていますが、その軽さからコントロール良く投球する事が難しく、打撃練習に用いるには投げ手の技量が問題となっていました。本製品によって、一人でも簡単に実戦的な打撃練習が可能となりました。


3Dプリンタによる試作の様子

商品化

 開発したスポンジボール用バッティングマシンは、平成30年兵庫県経営革新計画の認定を受け、オンラインショップ等でも販売されています。

主な仕様

外形寸法 W243×H300×D140mm
(ボールレール部分は含まず)
重量 約2kg(単1電池2個を含む)
特徴
  • 飛距離約3m程度
  • カメラ用の三脚に取付け可能
  • 高いコントロール精度を実現
  • 電池とACアダプタの2電源対応
  • 6個のボールを自動供給
  • モーター制御回路により投球間隔が可変


使用事例

開発年度
事業、研究名 3Dプリンタ技術
公開情報 特許 第6579526号 ボール供給装置
特許 第6579527号 アーム式投球装置
特許 第6579528号 ボール供給装置
お問合せ先 ■神戸電気工業株式会社
〒663-8124 
西宮市小松南町1丁目7-9
Tel.0798-47-7640  
Fax.0798-47-2696
http://www.kobe-denki.jp/ 
製品HP:http://bolton.jp/
兵庫県立工業技術センター
材料・分析技術部 兼吉 高宏

3Dプリンタ、スポンジボール、バッティングマシン